暑くなってくると、赤ちゃんのあせもに悩むママも多いんじゃないでしょうか?
かゆそうにする姿は可哀想ですよね。
あせものことを知って、赤ちゃんのあせもを予防してあげたいものです。
あせもの原因や、あせもができてしまった時の対策をお話していきたいと思います。
あせもってなぜできる?原因は?
肘・膝の裏、首などにできる小さな赤いブツブツ・・・かゆみを伴うあせもって何でできるんでしょうか?
あせもができる原因を知って対策しましょう。
あせもの症状
かゆみや炎症を伴う小さな赤いブツブツができます。
赤いブツブツの中は水を含んでおり、中心に膿をもっていることもあります。
あせもの中で《水晶様汗疹》と呼ばれるものは、透明でとても小さい水ぶくれがたくさんでき、かゆみはなく数日で水ぶくれだった部分が乾いて皮膚が剥がれていきます。
《あせもができやすい場所》
頭・額・首回り・肘と膝の裏・股・お尻・わきの下・背中など、汗をかきやすく蒸れやすいところや、こすれ合って摩擦が起きやすい部分
あせもの原因
汗腺の出口が汗や皮脂やホコリ、汚れでふさがってしまい皮膚の中で炎症を起こしてしまったことが原因です。
赤ちゃんは体が小さいのに大人と同じ数の汗腺があるので、とても汗っかきです。
その上、特に赤ちゃんは新陳代謝が激しく汗をかきやすいので、あせもがよくできます。
あせもの時のホームケア
●通気性・吸収性のよい服を選ぶ
●エアコンを上手に利用して、汗をかかないように暑さ対策をする
●服が汚れたらすぐ着替える
●汗をかいたらこまめに拭いたりシャワーを浴びる(シャワーのお湯はぬるめに!)
●お風呂の時は石鹸でキレイに洗い、泡が残らないようにしっかり流す
●肌が乾燥しているとバリア機能が低下してしまうので、お風呂上りは保湿クリームを塗って保湿を心がける
※あせもができている時は普段よりも肌がデリケートになっているので、清潔を心がけましょう。
《あせもをかゆがる時は?》
かゆみを伴うあせもは、かきむしってしまうと悪化してしまいます。
かゆがる場合は、濡れたタオルや保冷剤で冷やしてあげましょう。
あせもに効く市販薬
症状が軽い時は市販の薬やローションでケアして、早めに治しましょう。
それでも治らない時や酷くなる場合は受診して下さいね。
◆桃の葉ローション
パラベン・アルコール・香料・着色料不使用で、生後0ヶ月から使用できます。
◆ポリベビー
ステロイドに不安があるママも、ポリベビーはステロイドフリーなので安心して使用することができます。
口コミでの評価も高い軟膏です。
◆ベビームヒ
こちらもステロイドは配合していません。
塗ったあとの白残りがないので、白残りが気になる人にはおすすめ。
受診の目安
●体全体に症状が出ている ●2~3日様子をみても治らない ●赤みが続く ●かきむしって湿疹化している
このような場合は受診して下さい。
特にかきむしって傷ができてしまうと、黄色ブドウ球菌に感染して化膿し《あせものより》という痛みや発熱を伴うものに悪化してしまう可能性があります。
まとめ
子供があせもを掻き壊して血が出てきたとなると、可哀想で見ていられませんよね。
そうなってしまう前に、汗をかいたらこまめに着替えたりシャワーを浴びたりして予防することが大事です。
冬でも厚着をさせたらあせもになったりもしますので、気を付けましょう 😉