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赤ちゃんを望んでいる妊活中の人にとっては、ちょっとした体の変化に敏感になり、「妊娠の症状では?」と思ってしまうものです。
『妊娠初期症状』のもっと早い段階の症状に『妊娠超初期症状』というものがあります。
その『妊娠超初期症状』についてお話ししていきたいと思います。
妊娠超初期症状はいつから?
妊娠の症状が出る時期は個人差がありますが、つわりなどの症状が表れ始めるのが妊娠5週目くらいからが一般的です。
【妊娠5週目というのは生理開始予定日の1週間後くらい】
市販の妊娠検査薬で検査できるのもこの頃、生理開始予定日から1週間後(前回の生理開始から5週間後)です。
それ以前の生理開始予定日あたりの妊娠検査薬で検査できない時期に起こる妊娠の兆候が「妊娠超初期症状」とよばれています。
妊娠超初期症状ってどんな症状?
多くの人は、生理が遅れて1週間~10日くらいで妊娠に気がつくことが多いのですが、人によっては生理開始予定日あたりから、いつもと違う体の変化に気がついたり、体の不調をうったえる人もいます。
妊娠超初期症状は、生理前の症状に似ているところもあり、見分けがつきにくいものです。
妊娠超初期に体に起こりやすいと言われている症状をまとめました。
少量の出血がある
妊娠超初期症状の少量の出血は「着床出血」であることが考えられます。
「着床出血」は排卵日の約2週間後の着床時に起こります。
出血の量は少量で、生理のような続く出血ではありません。
下腹部の痛みや張り
下腹部に違和感を感じたり、チクチク痛む、何となくお腹周りが張っているように感じることがあります。
この時期の下腹部痛は着床による痛みや、妊娠により一回り大きくなった子宮が膀胱や腸などを圧迫して起こる痛みが主です。
眠気
ホルモンバランスの変化から、寝ても寝ても眠たいといった眠気が起こる人もいます。
妊娠初期には「眠りづわり」といって、いくら寝ても眠たいという症状が起こることもあります。
頭痛
妊娠すると黄体ホルモンが増えます。
この黄体ホルモンが血液の流れを良くするため、血管拡張作用によって頭痛が起こることがあります。
胃がムカムカする
一般的には生理予定日を過ぎ、10日ほどたってから「つわり」による胃のむかつきを感じる人が多いのですが、「つわり」にも個人差があり、生理予定日あたりから胃のむかつきや食欲不振、においに敏感になるなどの症状が起こる人もいます。
便秘や下痢になる
妊娠するとホルモンの影響で、腸の動きが鈍くなったり子宮が腸を圧迫することが原因で、便秘がちになります。
また、赤ちゃんを守るために子宮を収縮させる時に、大腸も収縮するために便秘になるとも言われています。
人によって様々ですが、便秘と下痢を繰り返す人もいるようです。
胸が張ったり乳首が痛む
妊娠すると乳首が敏感になり、下着などに触れた時やお風呂で体を洗ったり拭いたりする時に痛みを感じることがあります。
妊娠すると乳腺を発達させるために、胸が張ったり乳首が痛くなったりします。
おりものの変化
排卵期には粘り気のあるおりものが増え、生理前になるとサラッとしたおりものに変化します。
妊娠していると、生理予定日近くなるとおりものの量が増え、いつもの生理前のサラッとしたおりものとは違った透明で水っぽいおりものになります。
体が熱っぽい・だるい
体が熱っぽくダルイといった風邪のような症状が起こることもあります。
通常、基礎体温は生理が開始する頃には下がっていきますが、妊娠していると基礎体温は下がらず体の熱っぽさやほてりが続きます。
普段から基礎体温をつけている人は、生理開始予定日になっても高温期が続くのであれば妊娠の可能性があるでしょう。
このような体調の変化があらわれることがあります。
あくまでも個人差があり、全く感じないという人もいればその他の症状があらわれるという人もいます。
妊娠超初期症状はPMS(月経前症候群)に似ている?
生理予定日前になると様々な症状が起こることがありますが、これをPMS(月経前症候群)といいます。
妊娠超初期症状は、このPMS(月経前症候群)と似ており見分けがつきにくいとされています。
PMS(月経前症候群)の主な症状は
◆下腹部の痛み
◆胸の張りや乳首の痛み
◆頭痛
◆眠気
◆イライラ
◆肌トラブル
◆過食
こういった症状が起こりやすいとされています。
先ほど妊娠超初期症状で起こりやすい症状をお話ししましたが、とても似ていますよね。
妊娠したかも!?と喜んでいたら生理がきた・・・という人もいることでしょう。
また、そろそろ生理が来そう!と身構えているのに全然こないから検査をしたら妊娠していたという人もいます。
そのくらい区別がつきにくいので、生理が遅れていて体調がすぐれない時は、妊娠検査薬で検査をしてみて下さいね。
妊娠がわかったら・・・
妊娠すると気をつけなければいけないことがたくさんあります。
タバコやお酒はもちろん、風邪薬なども注意したいものです。
服用中の薬がある場合は、主治医に妊娠したことを伝え薬を変更できるか等を相談してみて下さいね。
また、妊娠がわかったらレントゲンも避けましょう。
まとめ
妊娠超初期症状には個人差があり、超初期の頃には全く何も感じないという人がほとんどですので、超初期症状がなかったからと言って心配はいりませんよ。
初産婦さんより経産婦さんの方が、経験から早くに気づくということもあるようです。
私も2人目・3人目では超初期症状を経験しました。
でも実際妊娠が確定するのは生理予定日を過ぎて1週間後くらいなので、その1週間がとてつもなく長く感じた記憶があります。
妊娠の症状というのは、本当に個人差が大きいので、参考としてチェックするようにして下さいね。
いつもありがとうございます!
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