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日々育児に追われているママも、たまの息抜きにお酒を飲みたくなることもありますよね。
妊娠中や授乳中にお酒を飲んではいけないとは知っているけど、実際授乳中の飲酒は赤ちゃんにどのような影響があるのかわからない!というママも多いのではないでしょうか?
母乳の主成分は血液です。
ママがお酒を飲むと、血液にアルコールが回り母乳にも回ってしまうんです。
・・・ということは赤ちゃんもお酒を飲んでいるという状態になってしまいますね。
また、お酒を飲んでいなくても、知らずにアルコール入りのお菓子を食べちゃった!ということもあるかもしれません。
●授乳中の飲酒が赤ちゃんにどのような影響を与えるのか
●アルコール入りのお菓子でも赤ちゃんへ影響があるのか
●飲酒してしまった時はどのようにすればいいのか
をお話ししていきたいと思います。
授乳中の飲酒は赤ちゃんにどんな影響がある?
母乳の質が低下し、母乳を嫌がる
やはり、アルコールが混じった母乳は赤ちゃんにとって、いつもの味ではないので美味しくはありません。
普段はゴクゴク飲んでくれるのに、お酒を飲んだ時は嫌がってしまうということもあります。
母乳不足で赤ちゃんが栄養不足になる
赤ちゃんを出産すると、「オキシトシン」というホルモンが活発に分泌されるようになります。
この「オキシトシン」というのは、母乳を噴出させる働きがあるホルモンです。
その「オキシトシン」は、アルコールを摂取することで分泌を抑制させやすくなってしまい、母乳量が少なくなり赤ちゃんが栄養不足を起こしてしまう可能性があります。
赤ちゃんの発達を阻害する
厚生労働省は、授乳中のアルコールは母乳に入り発達を阻害するとしています。
赤ちゃんは大人と違って、まだ肝臓が未熟なんです。
そのため、アルコールをうまく代謝できずに発達を阻害してしまうことがあるそうです。
アルコールが含まれている母乳を飲んでいる赤ちゃんは、発達を阻害され低身長や低体重になってしまう可能性があります。
心配なのは身体への影響だけではなく、脳にも影響があるということなんですね。
脳の神経細胞が破壊されることによって、ADHDや学習障害などの発達障害を引き起こしてしまうリスクも高くなってしまいます。
赤ちゃんの急性アルコール中毒
日本ではなく海外の話ではありますが、大量に飲酒して赤ちゃんに授乳したところ、赤ちゃんが急性アルコール中毒で亡くなってしまったという事例もあります。
飲酒すると母乳にもアルコールが回ってしまうことが証明されて、とても怖いですよね。
授乳中にアルコール入りのお菓子を食べても大丈夫?
お菓子にもアルコールが含まれているものがあります。
材料に含まれている程度であれば問題ありませんが、チョコレートの中にお酒が入っているものなどは明らかにお酒の味もしますので心配になってしまいますよね・・・。
アルコール入りのお菓子も結構多いので、気づかずに食べてしまったというママも多いのではないでしょうか?
お菓子であれば少量ですので、1~2個食べる分には心配しなくても大丈夫でしょう。
私も授乳中に洋酒入りとは知らずにチョコパイを食べてしまってドキドキして焦った経験があります。
妊娠中・授乳中に禁酒していたのもあって、強烈にアルコールの味がして気づきました。
お菓子に含まれるアルコールは少量だったとしても、お菓子を大量に食べすぎてしまうと飲酒したのと同じになってしまいますので、その時は時間を空けて授乳するようにして下さいね。
お酒を飲んでしまった!授乳は何時間空けたらいい?
お酒を飲んで母乳のアルコール濃度がピークに達するのは、30分~1時間ほどで、通常の濃度になるまでに2時間~2時間半くらいかかると言われています。
体質や体調によってや、もちろん飲んだ量によっても違ってくるかと思いますが、お酒を飲んでしまったら3時間くらいは空けて授乳するのが望ましいです。
赤ちゃんが新生児のうちは、頻繁に授乳をしなければいけないので、飲酒は避けた方がいいですね。
授乳中にお酒を飲んでしまったら?
授乳中にお酒は飲まないようにと気をつけていても、お酒好きなママは我慢することでストレスが溜まってしまうかもしれませんね。
授乳を卒業するまでお酒を控えるというのが1番安全ではありますが、ストレスを溜めないために、たまに少量を飲むくらいであれば大丈夫ということも言われています。
もし飲酒した場合は次のことに注意して下さい。
飲みすぎない
これはもちろんのこと、朝まで飲み続けた、二日酔いになってしまうほど飲んだというようなことにならないように注意して下さいね。
飲んでもコップ1杯程度にしておきましょう。
アルコールが抜けるまでは授乳しない
先程、アルコールが抜けるまでに2時間半くらいかかるとお話ししましたが、完全に抜けきるまでには個人差もあります。
少なくとも3時間以上空け、飲みすぎてしまった場合は粉ミルクを飲ませるといった方法をとって下さいね。
母乳中のアルコール濃度を測ることができる『アルコールチェッカー』というものもあります。心配であればチェックしてみるのもいいと思います。
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まとめ
妊娠中と同じように、授乳中はアルコールを控えなければいけません。
お酒好きのママにとっては妊娠中も我慢し、授乳中も・・・となれば「いつになったら飲めるんだーー!!」とストレスが溜まってしまうかもしれません。
可愛い我が子を守るためにも、時々飲酒しても
●飲みすぎない(コップ1杯程度)
●飲酒したらアルコールが抜けるまで授乳しない
ということを守っていきましょう。