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赤ちゃんや子供は、大人に比べて脱水症状になりやすいと言われています。
その理由は、赤ちゃんや子供はとても汗っかきなのに、大人のように自ら進んで注意深く水分補給ができないということがあります。
その他に、体温調節機能も未発達なので、暑い夏には体温が上昇しやすいということも理由の一つに挙げられます。
また、体の不調を上手に伝えることもできませんので、大人がこまめに水分を与えたり、脱水症状のサインを見逃さないようにしてあげることが大切です。
では、実際脱水症状になったらどうなるのか、見分け方や対処法、予防法など赤ちゃんや子供がなりやすいと言われている脱水症状についてお話ししていきたいと思います。
赤ちゃんや子供の脱水症状の見分け方
脱水症状は重度になれば命の危険にもつながってしまいます。
脱水症状のサインを見逃さず、早めに対処してあげましょう。
赤ちゃん・子供の脱水症状チェック
| 軽度 ⇩ | □おしっこの回数・量が減る |
| □唇が乾燥する | |
| □不機嫌になる | |
| 中度 ⇩ | □脈が速くなる・弱くなる |
| □泣いているのに涙が出ない | |
| □汗が出ない | |
| □おしっこが出ない | |
| □手足が冷たくなる | |
| □顔色が悪くなる | |
| □唇がとても乾燥する | |
| 重度 ⇩ | □ぐったりとしている |
| □呼吸が速くなる | |
| □意識がもうろうとしている | |
| □唇がカラッカラに乾燥する | |
| □目がくぼみ、皮膚に弾力がない |
軽度の症状である、おしっこの回数や量が少ない、唇が乾燥しているなどちょっとした変化に気が付いたらしっかりと観察し、対処しましょう。
すでに中度の症状があらわれている場合は、すぐに受診して下さい。
普段から尿の色を観察し脱水症状チェックを!
脱水症状を起こしていると、普段より尿の色が濃くなります。
《尿の色が濃くなる理由》
人間の体は体液の濃度が一定に保つようになっており、過剰な水分は普段、尿となって排出されています。
水分が不足していれば、体が調節して尿の量を少なくします。そして、尿の量が少なければ、体液の濃度を一定に保つために尿が凝縮されるので濃い色になるのです。
オムツ交換の時や一緒にトイレに行った時に、おしっこの色がいつもより濃い場合は体内の水分が不足している可能性がありますので、水分補給をしてあげましょう。
また、とても濃く茶色っぽくなっている場合はすぐに受診して下さい。
脱水症状になると体温が上昇しやすく発熱することも!
人間の体温は、汗をかくことによって調節されています。
しかし、脱水症状で汗の量が減ってしまうと、発汗作用によって体温を下げることができなくなってしまいます。
そのため、体温が上昇し発熱しやすくなってしまうのです。
子供はどんな時に脱水症状になりやすい?
脱水症状になってしまう前に、なりやすい時にいつもより注意深く観察し、未然に防いであげましょう。
暑くてたくさん汗をかいている時はもちろんですが、その他にも次に挙げることにも注意して下さい。
発熱している時
赤ちゃんや子供は、大人よりも体温が高く体温調節機能も未熟なため、発熱しやすいのが特徴です。
発熱によって、体が熱を下げようとたくさんの汗をかくため脱水症状を起こしやすくなっています。
嘔吐や下痢をしている時
発熱と同じく、嘔吐や下痢も体からたくさんの水分が失われてしまいます。
たくさん汗をかく夏だけではなく、ウイルス感染が流行る冬も十分に注意して下さいね。
では、実際に脱水症状があらわれてしまった時の対処法を紹介します。
赤ちゃんや子供の脱水症状の対処法

脱水症状=ただの水分不足というわけではありません。
人間の体にある体液(水分と電解質)が不足している状態を脱水症状といいます。
※体液は大人で約50%、子供で約70~80%の割合
こういったことから、白湯やお水だけ、お茶、ジュースでは脱水症状の対処はできないということになります。
脱水症状には経口補水液
電解質や糖質が含まれている経口補水液を飲ませてあげましょう。
経口補水液は目安量(幼児で1日当たり300~600㎖)がありますので、飲み過ぎに注意です。
ペットボトルのラベルに目安量が書いてありますので、目を通して下さいね。
経口補水液の作り方
経口補水液はドラッグストアなどに売ってありますが、子供の具合が悪い時には買いに行けないこともありますよね。
経口補水液は家にあるものでも作ることができますので、買い物に行けない時には作ってみるといいですよ。
《経口補水液の作り方》
水…1ℓ
塩…3ℊ
砂糖…40ℊ
これを混ぜ合わせるだけです。
レモン汁を入れると爽やかな風味になりますよ。
赤ちゃん・子供の脱水症状を予防しよう

子供は汗っかきで体温調節機能も未発達です。
大人のように自分で注意深く水分補給もできませんので、周りの大人がこまめに水分補給をしてあげる、また、ちょっとした変化を見逃さないようにしておきましょう。
暑い夏はもちろん、寒い冬でも熱がある時や下痢をしている時には特に注意深く観察していく必要があります。
脱水の症状があらわれてしまったら、水分補給などの応急処置をして、症状が治まらない場合はすぐに受診してくださいね。
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まとめ
赤ちゃんや子供は大人のように自分で水分補給をする事ができません。
暑い日や体調の悪い時は、大人がいつも以上に気を配って脱水症状から守ってあげましょう。
いつもありがとうございます!
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