近年の猛暑だと子供の部活やスポーツは、熱中症がちょっと心配になってしまいますよね。
じっとしていても暑いのに、スポーツで体を動かして汗をいっぱいかく姿を見ると、応援と不安が半分半分になってしまいます。
日々の熱中症対策に加え、部活やスポーツをしている子供にどんな対策をとったらいいのでしょうか。
スポーツと熱中症について
スポーツをする人は筋肉が熱を発するために、熱中症の危険性が高まってしまいます。
特に梅雨明けや雨上がりの湿度が高く蒸し暑い日は、普段よりも熱中症にかかりやすいので注意が必要です。
また、急に暑くなり始めた5月や6月は体が暑さに慣れておらず、熱中症の危険も高くなってしまいます。暑さに慣れていないうちは激しい運動は避け、徐々に体を慣らしていくといいでしょう。
●涼しい場所での練習
●こまめな休憩(30分に1回程度が目安)
●水分・塩分補給をしっかり
●薄着で通気性・吸湿性がある服を着る
●直射日光を避ける
このようなことが予防につながります。
病み上がりや、お腹を壊して下痢をしているなどの体調が悪い時は体温調節機能も低下しています。そのため熱中症を起こしやすいと言われています。
体調がすぐれない時は、無理はせず見学するようにしましょう。
とはいえ、子供の部活やスポーツを親がずっと監視しているわけでもないので、
『少しでも気分が悪くなったら先生やコーチ、周りの人にすぐに伝える』
ということをしっかり教えておきましょう。
熱中症予防になる食べ物
◆梅干し ◆豚肉 ◆レモン ◆夏野菜 ◆じゃがいも ◆すいか ◆ほうれん草 ◆オレンジ ◆トマト ◆モロヘイヤ などです。
特に梅干しには食塩、クエン酸、ナトリウムなどが含まれ、熱中症の時に失われる塩分・ミネラルを摂取できます。疲労回復にもいいそうですよ。
また、豚肉やじゃがいもは熱中症を予防する体作りに最適な食べ物です。
熱中症予防には水分や塩分が大切ですが、それと同時に栄養も必要です。
普段から栄養バランスのとれた食事をするように心がけておくといいですね。
子供の部活やスポーツでの熱中症予防グッズ
熱中症にならないためにも、水分・塩分・栄養が大事とお話しましたが、熱中症予防グッズがあれば便利です。
水に濡らすと冷たくなる冷却タオル。
休憩中のクールダウンに便利です。
服の上からスプレーできるタイプの冷却スプレー。
コチラは試合の応援に行く時に持って行くと便利ですよ。
中身は熱中症予防グッズの詰め合わせなので、自分で揃えて持っていくのもいいですが、揃えるのが面倒という人にはオススメですよ。
まとめ
近年では異常なくらい温度が上がって、猛暑となっていますね。
こんな暑い中、子供にスポーツさせるのは本当に心配なものです。
顧問の先生やコーチなども気をつけてくれているとは思いますが、やはり体調や体質によって個人差がありますので、十分な熱中症対策をしておきましょう。