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親なら子供に優しい子になってほしい!思いやりのある子に育ってほしい!と思いますよね。
どう育てたら思いやりのある子に育つのでしょうか?
一言で「思いやり」と言っても、どんな行動が思いやりがあるのでしょうか。
社会性・道徳性
例をあげれば、お友達が泣いている時に「どうしたの?」「だいじょうぶ?」など声をかけてあげられる子がいれば、『あの子は思いやりのある子だね~」と思うでしょう。
そう声をかけられるということは、相手の気持ちになって物事を考えられる。そして、そのように声をかけたら、その子が気持ち良くなると予測して行動できるということになってきます。
そのような行動は社会性や道徳性が養われていないとできません。つまり、社会性や道徳性はないと思いやりのある行動は育ちません。
感情・状況を理解し、くみ取る力
思いやりのある行動をするためには、人の表情から喜んでいるのか悲しんでいるのか、その気持ちをくみ取る能力が必要になってきます。
絵本やテレビを見て、泣いている人を見て「エーンエーンしてるね」など人の表情がわかるようになったり、何かをプレゼントしてもらって喜んでいる人を見て、「プレゼントを貰って喜んでるね。嬉しいんだね」など人の気持ちがわかるようになる能力のことです。
2歳くらいになれば人の表情や感情に興味を持ち始めるようになります。
親は喜怒哀楽をストレートに!
子供は1番身近な存在であるお父さん・お母さんとの関わりを通して感情を育むようになります。ですので、お父さん・お母さんは子供に表情豊かに気持ちを伝えるようにしましょう。
怒っている時や悲しんでいる感情は、子供にあまり見せたくないという人も少なくないと思いますが、子供の前では素直に表現して下さい。
怒る時も無表情で叱ったり、目を合わせないまま叱ったりしないで下さい。
理由を説明する
叱った時は叱った理由と、その時どんな気持ちになったかも説明しましょう。
例えば片づけをしてといったのに、知らんぷりして遊び続けていたので叱ったとします。その時は、「お片づけをしてといったのに、知らんぷりして遊び続けていたから怒ったんだよ!知らんぷりされてママは悲しかったな」と説明しましょう。
気持ちを説明することで、他の人がどういう気持ちになるのかということを少しずつ理解できるようになります。
そして、他人の気持ちを予測した行動をとることができ、思いやりのしぐさも見られるようになってきます。
また、してはいけないことの判断も自分でできるようになります。
頭ごなし・力ずくはNG
思いやりのある子に育てたい!と思うばかりに、お友達と遊んでいる時におもちゃの取り合いをしていたりすると、「ケンカするなんてダメじゃない!早く貸しなさい!!」などと頭ごなしに叱りつけたり、行動を決めつけるような力ずくのしつけは、何にもなりません。
叱られるのが怖いからその場だけ言うことを聞いて、大人の見ていないところでは貸せないといったことになりかねません。
また、「おもちゃを貸せないいじわるな子なんて嫌い!」など言うのもNGです。子供は親に嫌われたくない一心で行動するようになり、いつも親の顔色をうかがって行動するようになります。
まとめ
思いやりのある子に育てるには、まず親が他人に思いやりのある行動ををとるように心がけたいものですね。
子供がいうことを聞かないと、イライラしてしまい感情に任せて怒鳴ってしまうこともあると思います。そんな時も、冷静になってからどうして叱ったか、なぜ怒っているのかををきちんと説明しましょう。