妊娠中に風邪をひいてしまった!対処法は?

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こんにちは。tomoです。

妊娠中に風邪をひいてしまったら焦ってしまいますよね・・・。

でも意外と多い妊娠中の風邪。

妊娠中は免疫力が低下しているので、風邪をひきやすくなっています。

予防するのが一番ですが、もし風邪をひいてしまったらどう対処すればいいのでしょうか?

 

なかなか治らない妊娠中の風邪。市販の風邪薬って使っていいの?

服用可能と不可能な時期

妊娠は薬は使わずなるべく自力で治したいものですよね。

妊娠4~7週目は心臓をはじめ、主要な器官ができ始める時期なので市販薬はNGです。

妊娠8~15週目は主要な器官はほぼ完成しているものの、細部の器官や口蓋や外性器が作られる時期なので引き続き市販薬はNGです。

妊娠16週~出産までは、市販薬を服用しても影響はないと言われていますが、成分によってはNGなものもあります。

〇服用可能な成分〇

◆アセトアミノフェン(解熱鎮痛作用)

◆デキストロメトルファン(鎮咳作用)

◆カルボシステイン(去痰作用)

◆d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(抗炎症作用)

※アセトアミノフェンは妊娠中通して服用できると言われています。とはいっても、やはり注意は必要ですね。

×使用できない成分×

◆【NSAID】ロキソプロフェン、イブプロフェン、アスピリン(解熱鎮痛作用)

◆【麻薬性中枢性鎮咳薬】リン酸コデイン、ジヒドロコデインリン酸塩(咳を鎮める)

◆カフェイン

解熱鎮痛作用があるロキソプロフェン・イブプロフェンは28週以降に摂取すると、胎児の心臓などに悪影響を与え、アスピリンは先天異常を起こす可能性があります。

また、麻薬性中枢性鎮咳薬と名前だけ見たら怖そうですが、カフェインと共に多くの風邪薬に配合されています。

症状がひどい場合は受診を

風邪の辛い症状を我慢するのは体力を多く消耗します。また、激しい咳は腹部を圧迫し、切迫早産などを引き起こしてしまう可能性がありますので、辛い時は受診し、妊娠中であることを必ず伝え、適切な薬を処方してもらって下さい。

妊娠中の風邪!漢方なら大丈夫?

漢方薬は妊娠中に摂取しても悪影響を与えることは少ないと言われています。

しかし、漢方薬はものすごくたくさんの種類がありますので、全てにおいて安全とは言えません。

●体を冷やす作用があるもの

●発汗作用があるもの

●利尿作用があるもの

こういった作用があるものは避けましょう。

風邪のウイルスによる胎児の影響は?

高熱が続いていないのであれば、風邪のウイルス自体が赤ちゃんに影響することはありません。

しかし40度以上の高熱が何日も続いてしまうと、羊水が熱くなり赤ちゃんの心拍数が上がってしまいます。

熱が続くようだったり体調がおかしいと思ったら、すぐに受診して下さい。

妊娠中に風邪かな?と思ったら早めにできることをしよう!

すこし風邪っぽいな・・・と思ったら、ひどくなる前に対策をとりましょう。

◆湿度に気を付ける(部屋が乾燥しないようにする)

◆栄養をとり、たっぷり睡眠をとる

◆ビタミンCを補給する

◆体を冷やさないようにする

 

《風邪かな?と思った時にオススメな飲み物》

●オレンジジュース ●生姜湯 ●はちみつレモン(ホットレモネード)

まとめ

妊娠中は薬が飲めないので、どうしても長引いてしまったりと辛いですよね。いつも以上に健康に気を付けたいものですね。

風邪と思いこんでいても、違う病気の可能性もあるかもしれませんので、我慢せずに受診することをオススメします。

病院なら妊娠中でも服用できる薬を処方してもらえるので、安心ですよ。

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