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友達や兄弟で遊んでいる時や、お母さんに注意された時など、自分の気に入らないことがあると言葉より先に手が出ちゃう子。
親としたら何が何でもやめさせたいけど、乱暴な子にどういって教えたらいいのか、ちゃんと直るのか・・・不安なことと思います。
3歳くらいになれば、していいこと・悪いことの区別をしっかり身に着けてあげたいですね。
まず、気に入らないことがあると叩いてしまうといった怒りや悲しみなどの感情は何歳くらいで芽生えてくるのでしょうか?
基本的感情の芽生えは何歳くらいから?
私たち人間は『喜び』『怒り』『興味』『驚き』『苦痛』『嫌悪』『軽蔑』『恥』『恐れ』といった9つの感情を持って生まれてくるといいます。
その他のもう少し複雑な感情はこの9つの感情が混ざり合って作られるそうです。
基本的感情
快・不快・・・生後3ヶ月
恐れ・・・生後5ヶ月
愛情・・・1歳
嫉妬・幸福感・・・2歳
3歳くらいまでに、基本的な感情が身につくと言われています。
ただし、この感情が芽生えるのは、両親や周りの大人から愛情のある応答を受けて育まれるものであって、子供の言動にきちんと応じてあげていないと、表情も乏しくなってしまいます。
子供が乱暴に叩いてしまうのにはどんな感情があるのでしょうか。その感情を知りきちんと対応してあげましょう。
すぐ叩いてしまう子にどう教える?
叩いたその時に説明する
3歳くらいになると、おしゃべりも上手になります。しかし、自分の気持ちを表現するのが苦手だったり、まだ難しい子もいます。何か友達とトラブルになっても、3歳くらいでは口喧嘩なんてしませんよね。
感情はしっかりしているのに、言葉でうまく表現できないもどかしさから、ついつい叩いてしまうという子も少なくありません。
もし叩いたりしていた場合は、その時に「叩くのはいけないこと」だとしっかり説明していきましょう。子供は後から「あの時何で叩いたの?」と言われてもすぐに忘れてしまいます。
叩いてしまった原因に耳を傾ける
叩く子はダメな子と決めつけないようにして下さい。
叩くことはいけないことですが、叩いた子は意味もなくお友達に暴力をふるうでしょうか?きっと腹を立てて叩いてしまったんだと思います。
その原因を聞いてあげることは大事です。
「あのオモチャで遊びたかったんだよね?叩いたらお友達が痛いから、貸して!って口で言おうね」このように原因を聞いたうえで、気持ちを理解してあげてから、叩いてはいけないことを教えるようにするとすんなり聞き入れます。
謝ることも教える
「叩いてしまってお友達は痛かったよね。こういう時は『ごめんね』と言ったら友達は嬉しいよ!」と、謝ることも教えたいものです。
そして、ちゃんと謝ることができたら褒めてあげましょう。
まとめ
3歳前後の子供は、自分の感情をまだうまく言葉にできないことがあります。そのもどかしさから叩いてしまうことは珍しくありません。
この時期に、叩くことはいけないこととしっかり教えてあげましょう。そして、お友達が嫌がることをしてしまったら「ごめんね」ができるように、その都度伝えていきましょう。