※当サイトはアフェリエイト広告を利用しています
子供が咳をしていたら、「風邪ひいちゃったかな?」と心配になりますよね。
季節の変わり目には特に咳が出て、ひどい時には眠れなくなってしまったりと可哀想なものです。
咳が出る原因や対処法を知って、子供が少しでも辛くないようにしてあげたいですね。
咳はなぜ出るの?
喉・気管支の粘膜にウイルスや細菌、ホコリがつくと、粘膜からの分泌物が増えてきます。
その分泌物を体の外に出そうとしているのが咳です。
体の中に異物が入らないようにする『生体反応』をしているとうことです。
炎症の場所によって咳の出方が違う
ウイルスや細菌に感染した時は発熱を伴い元気がなくなる場合が多いです。
また、炎症の場所で咳の症状が違ってきます。
咽頭から食道の入り口・・・痛みが強く不機嫌になる
喉頭(咽頭と気管の間)・・・声がかすれ激しい咳が出る
《注意したい咳》
熱もなく機嫌・元気が良いときに、急にせきこみ出した場合は『誤飲(ごいん)』『誤嚥(ごえん)』の可能性があります。
誤飲とは食物以外の物を誤って口から飲み込んで食道に入ることです。一方、誤嚥とは食物などが気管に入ってしまうことをいいます。
ひどくなると肺が炎症を起こし、嚥下性肺炎になることもあります。
子供は咳が出やすい?
子供は鼻水が喉に流れて引っ掛かり咳が出ることがよくあります。
気温の変化・タバコの煙が刺激になっていたり、部屋の空気が乾燥している時にも咳が出ることがあります。
このように赤ちゃんや子供はちょっとした刺激でも咳が出ます。夜眠っている時には咳が治まり、きちんと眠れているなら心配ないものがほとんどです。
しかし、長引くようであれば受診をして下さい。
咳が出ている時のホームケア
こまめな換気をする
部屋の中が汚れていると咳が出やすくなってしまいます。
冬は特に、暖房やヒーターなどを入れ部屋を閉めきってしまうことが多いので気を付けたいものです。
目安としては1時間に1回窓を開け、空気の入れ替えをしましょう。
加湿をする
部屋の空気が乾燥していると、咳が出やすくなります。
加湿器を使って湿度が50~60%を保つようにして下さい。
加湿器がなければ濡れタオルを干して、乾燥しないようにしておきましょう。
良かったらコチラの記事を参考にしてみて下さい。👇
直接風を当てない
風に当たるのも咳の原因になってしまいます。
換気中の冷たい風は当たらないようにしましょう。特に注意したいのは、エアコンやヒーターの風。喉の粘膜も乾燥させてしまうので、咳がひどくなってしまいます。
寝る場所やベビーベッドを置く場所が直接風に当たらないように気を付けて下さい。
水分を与える
水分を与えると痰を出しやすく呼吸が楽になります。
1度にたくさん与えてしまうと、咳込んだ時に吐いてしまうこともありますので、少量をこまめに与えてあげましょう。
その際、喉を刺激するような冷たい飲み物やオレンジジュースなどは避け、常温や温かい飲み物にしましょう。
寝苦しい時は上体を起こしてあげる
仰向けで寝ると咳が出て寝苦しいものです。
寝苦しそうに咳込んでいる時は、上体を起こしてあげると楽になりますので、クッションなどを背中に当てて上半身を高くして寝かせてあげましょう。
また咳込んで吐いてしまっている場合は、吐いたものが喉に詰まってしまわないように、横向きに寝かせてあげて下さい。
食事は刺激の少ないものを与える
咳が続いていると喉の粘膜に炎症が起こり、痛んで食べるのが辛いものです。
食べ物はうどんなどの水分が多く刺激が少ないものを食べさせてあげましょう。
熱などを伴い食欲が落ちているようなら無理に食べさせず、水分はしっかりと摂らせてあげて下さい。
お風呂は入れる?
症状が咳だけなら、湯気が呼吸を楽にさせてくれるので入っても大丈夫です。
長湯はせず、短時間にしておきましょう。
発熱を伴っている場合は入浴は避けて下さい。
まとめ
子供が咳込んでいたら、早く鎮めてあげたいですよね。
咳の仕方をしっかり観察して、咳が長引くようなら受診をして下さい。また、他の症状を伴っている場合も受診して下さいね。