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アトピーはよく知られているアレルギーの病気です。
よく知られてはいますが、実際どんな病気でどんな症状があるのでしょうか?
我が家の長男はアレルギー体質で、小さい頃ひどい喘息とアトピーにとても苦しめられました。
現在中学生になっていますが、喘息も出なくなり、アトピーに限っては「え?アトピーだったの?」ってくらい改善しています。
根気よく治療し、成長と共に体も強くなったからだと思います。
アトピーの原因って何?
アトピーは遺伝的要素が強い病気だと言われ、生まれつきアレルギーを起こしやすい要因を持っていることが大きく影響しています。
◆生まれつき皮膚が敏感で、様々な物質にアレルギー反応を起こしやすい
◆汗や物理的刺激によって、皮膚が炎症を起こしやすい
◆皮膚が乾燥しやすく、肌のバリア機能が弱い
これらの要因に、アレルギーを引き起こす物質・汗やこすれるなどの物理的刺激が加わることによってアトピーの症状が現われはじめます。
アトピーはどんな症状?
【●皮膚がカサカサする→●赤くなって細かいブツブツができる→●湿疹を掻き壊してジュクジュクする】
このような症状を繰り返します。
アトピーが出やすい場所
おでこや目の周り・ほっぺた・耳たぶの付け根・背中・お腹・首回り・肘や膝の裏側・脇の下・股など。
アトピーの特徴
◆頭や顔から始まり、体幹や手足に広がる
◆生後2ヶ月以降に現れ始める
◆かゆみが強い
◆症状が2ヶ月以上続く
こういったことがアトピーの特徴です。
私の長男が小さい頃は、夏に汗をかくと目の周りが真っ赤っかになって「かいかい~~」とかきむしってしまっていました。
受診の目安
赤ちゃんの場合は、乳児湿疹と似ている症状のため、なかなか区別がつきません。しかし、清潔を心がけても2ヶ月以上症状が改善されなかったり、常に痒そうにしている、赤みが広がってきている、ジュクジュクしているなどの場合は受診するようにして下さい。
どんな治療をする?
塗り薬やスキンケアで、ある程度症状をコントロールします。
湿疹の状態や部位に合わせた塗り薬が処方されますので、医師の指示にしたがって下さい。
アトピーは長期的な治療が必要になってきますので、信頼できるかかりつけの医師を見つけることがとても大切だと思います。
そして、アトピーは薬と同時にスキンケアを日常的に行うことや、生活環境を見直すことや配慮することが必要になってきます。医師から指導されたことをしっかり実行していきましょう。
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まとめ
アトピーはすぐに治る病気ではありませんが、医師の指導にしたがってきちんと薬を塗り、正しいスキンケアを続けていくことで、症状は徐々に良くなっていきます。
小学校に上がる頃には症状が治まることが多いので、気長に根気強く治療を続けていって下さいね。