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子供が下痢をしていたら、何か悪いものを食べたかな?冷たいものを飲みすぎたかな?と心配になってしまいますよね。
子供が下痢をする原因と考えられる病気、また、下痢をしている時のホームケアを紹介したいと思います。
赤ちゃんのうんちは柔らかい
赤ちゃんのうんちはもともと柔らかく、特に母乳を飲んでいる赤ちゃんは1日に何度も柔らかいうんちをします。
もしかして下痢かな?と心配になってしまうかもしれませんが、元気がよく機嫌が良ければ心配いりません。
いつもよりさらに柔らかいうんちが出ていて、元気がないようであれば下痢の可能性があります。
離乳食を始めたら下痢になった
おっぱいやミルクから、固形物の離乳食になると少しずつうんちも硬くなっていきますが、逆に柔らかくなってしまう子や、一時的に柔らかくなってしまう子もいます。
この場合も元気があり機嫌が良い、他に熱などの症状がなければ心配いりません。
離乳食で初めての食材や調理法で食べさせる場合は、消化機能が未熟なために下痢になってしまう可能性がありますので、午前中に食べさせて様子を見るようにしましょう。
下痢の時に考えられる病気
白っぽい下痢には注意
水のような下痢、または白っぽい場合はロタウイルスの疑いがあります。脱水症状を起こしやすく、急に容態が悪くなりやすい病気なので、すぐに受診して下さい。
ウイルス性胃腸炎(乳児嘔吐下痢症)
ロタウイルス・ノロウイルス・アデノウイルスなどのウイルスが胃腸に感染して起こる病気です。
特にロタウイルスによるものが多く、1月~6月までの時期にかかる下痢の代表的なものです。
【症状】
発熱・嘔吐に加え、激しい下痢が起こります。
下痢は白っぽいコメのとぎ汁のようなものが1日に何度も出ます。下痢は黄色の場合もあります。
嘔吐は1~2日で治まることが多いのですが、下痢は1週間以上続くこともあります。
《注意すること》
下痢をしている時は脱水症状の危険性があります。すぐに受診しましょう。
また、家族にうつることもありますので、嘔吐したものや下痢の処理をした後は石鹸でキレイに手を洗い消毒をして下さい。
細菌性胃腸炎
細菌のついた食べ物が原因で起こる急性の胃腸炎です。よく耳にする『食中毒』のことです。
細菌はいくつかの種類がありますが、種類によって症状にも細かい違いがあります。
細菌の種類は主に◆カンピロバクター ◆病原性大腸菌 ◆サルモネラ菌などがあげられます。
【症状】
激しい嘔吐と下痢があり、発熱を伴うことがあります。
また、血便などもみられます。
《注意すること》
細菌性胃腸炎の場合は下痢が酷くても下痢止めを使用しないことがあります。これは細菌に感染した便を全て体の外に出してしまうためです。
症状によっては抗菌薬を使用する場合もありますので、すぐに受診し医師の指示にしたがって下さい。
下痢のときのホームケア
水分補給をこまめに
下痢を繰り返している時は、体内の水分や電解質が失われていき、脱水症状を起こしやすくなっています。
幼児用イオン飲料や経口補水液をこまめに飲ませて、水分と電解力を補給してあげて下さい。
飲めるものなら、麦茶や湯冷ましでもOKです。
嘔吐や下痢をしている時には柑橘系の飲み物は消化が悪く、胃腸を刺激してしまうので避けて下さい。
水分が摂れない場合は、脱水症状がすすんでしまうので、すぐに受診して下さい。
お尻を清潔に
下痢が続いていると、頻繁に汚れるので、お尻がかぶれたりただれたりします。
比較的元気な場合は、シャワーで洗ってあげ、元気がない場合は寝かせたままお湯で絞ったガーゼなどでキレイに拭いてあげましょう。
洗面器にぬるま湯を入れ、座浴でお尻を洗ってあげるのもいいでしょう。
食事は消化のよいものを
食欲があれば、おかゆやうどんなどの水分が多く消化のよいものを与えましょう。
おっぱいやミルクの場合は欲しがるだけ飲ませても構いません。
食欲がない時は、無理に食べさせなくても大丈夫ですが、水分補給はこまめにして下さい。
まとめ
赤ちゃんはうんちがもともと柔らかいので、下痢との区別がつきにくい場合もあるかもしれません。
病気による下痢なのかを早めに知るために、日頃からうんちの回数・状態・色・臭いをチェックしておきましょう。
いつもありがとうございます♪
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