子供の髪の毛が脂っぽく、べたついていることはありませんか?
毎日綺麗に洗っているのに、なぜかべたついてしまうことがあります。
なぜ洗っているのに髪の毛がべたついてしまうのでしょうか?
子供の髪のべたつきの原因と対処法についてお話ししていきたいと思います。
目次
子供の髪のべたつきの原因とは?
子供の頭皮や髪の毛がべたつく原因はいくつかあります。
髪の毛の洗いすぎ
子供の髪の毛がべたついているのを気にして、何度も洗ったりゴシゴシと洗いすぎていませんか?
頭皮にはなくてはならない皮脂がありますが、何度も洗ったりゴシゴシ洗いすぎることで、必要な皮脂まで洗い流してしまっている可能性があります。
必要な皮脂がなくなると、頭皮は過剰に皮脂を分泌してしまうので、結果として頭皮がべたついてしまいます。
シャンプーの洗浄力
髪の毛がべたつくからといって、洗浄力の強いシャンプーを使っていると、それも必要な皮脂までも洗い流してしまいますので、頭皮や髪の毛をべたつかせてしまう原因になってしまいます。
逆に洗浄力の弱すぎるシャンプーも汚れなどの蓄積により、べたついてしまうこともあります。
シャンプーやリンスのすすぎ残し
自分で髪を洗えるようになったり、1人でお風呂に入るようになった子に多いのが、シャンプーやリンスのすすぎ残しです。
すすぎが不十分だと雑菌の繁殖にも繋がり、べたつきや臭い、吹き出物などの原因にもなってしまいます。
シリコンの蓄積
シリコン自体は決して悪い成分ではありません。
髪の毛の表面に皮脂膜を作り、傷んだ髪のダメージ補修には効果的です。
しかしシリコンが頭皮に蓄積されると、髪の毛のべたつきやフケ、かゆみなどの頭皮トラブルを起こしてしまいます。
ストレスや生活習慣の乱れ
特に思春期の子に多いのが、ストレスや生活習慣の乱れが原因で髪の毛がべたつくことがあります。
ストレスでホルモンバランスが乱れ頭皮から皮脂が過剰に出る、また夜更かしや偏った食事などでも皮脂が過剰に出てしまいます。
このような髪のべたつきをそのままにしておくと、臭いやかゆみ、フケなどの頭皮トラブルに進展してしまう可能性があります。
髪のべたつきの対処法
生活習慣を見直す
睡眠不足やストレスは頭皮から皮脂が過剰分泌する原因になります。
早寝早起きを心がけ、偏った食事にならないように気をつけましょう。
また、甘いものや油っこい食べ物を食べすぎるのも頭皮から皮脂を過剰に分泌させてしまうので注意しましょう。
髪の毛の洗い方
ベタベタするからと言って、シャンプーを2回したり、朝シャンなどして1日何度も洗うといった洗い過ぎに注意しましょう。
1日1回で十分です。
①ブラッシング・・・汚れを取り除き、髪の毛の絡まりをほぐすためにも、シャンプー前にはブラッシングしましょう。
②予洗い・・・シャンプーをつける前の予洗いは、ぬるめのお湯で丁寧に行います。この予洗いで7~8割の汚れを落とすことができると言われています。
予洗いである程度の汚れを落としておくことによって、シャンプーの泡立ちが良くなり根本の汚れまでしっかり落とすことができるようになります。
③シャンプー・・・シャンプーは直接頭につけるのではなく、手に取り泡立ててから髪の毛につけます。泡立てることによって、髪の毛と馴染みやすく汚れを浮かせて綺麗に洗えます。
ゴシゴシ洗ったり、爪を立てて洗うのではなく、指の腹で優しくマッサージするように洗います。
④すすぎ・・・すすぎは非常に重要になってきます。このすすぎ残しが原因でべたつきを起こしてしまうこともありますので、目安としてはシャンプーをつけて洗っている時間よりも2~3倍は時間をかけてしっかりとすすぎましょう。
特に首元や耳の後ろなどはすすぎ残しになりやすいので、丁寧にすすいで下さいね。
⑤リンス(コンディショナー)・・・水分を切った髪の毛の中間から毛先にリンスをつけていきます。この時、頭皮にはつけないようにしましょう。
リンスを流すときに、軽くしか流さない人が多いのですが、リンスやコンディショナーもしっかりとすすぐようにして下さい。
シャンプーの選び方
石油系のシャンプーだと洗浄力が強すぎる可能性があります。
地肌に優しい成分で、ある程度の洗浄力があるシャンプーを選ぶようにしましょう。
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もちろん、優しい成分なので赤ちゃんのベビーシャンプーにもピッタリです。
まとめ
何をやっても子供の髪のべたつきが治らないという場合は、
●規則正しい生活
●髪の毛の洗い方
●シャンプー
この3つを見直すと改善されると思います。
それでも改善されないときは、一度皮膚科に相談してみることをおすすめします。