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冬になると『インフルエンザ』が流行りだしてきますよね。
特に集団生活をしている子供は、一気に感染して学級閉鎖になってしまうこともあります。
インフルエンザの症状と対処法をお話したいと思います。
インフルエンザはどんな病気?
感染と潜伏期間
インフルエンザウイルスが鼻や喉の粘膜に感染して発症します。
感染者のくしゃみや咳によって飛び散ったウイルスが原因で、かなりの勢いで感染が広がります。
潜伏期間は1~3日。
症状
ウイルスの種類によって特徴的な症状は違いますが、
などがあげられます。
風邪にもみられるような症状ですが、普通の風邪とは違いグッタリ感が強いです。
インフルエンザの検査方法
綿棒のようなものを鼻の中に入れ、鼻水をぬぐって検査をします。
発熱してすぐだと正確な結果が出ない場合があるので、発熱から6時間くらいたってから検査をするといいと思います。
検査結果は10分程度でわかります。
治療法
検査結果でインフルエンザとわかると、インフルエンザ治療薬が処方されます。
子供の場合、タミフルや吸入タイプのイナビルが多く処方されますが、タミフルは服用後の異常行動が問題になり、10代の使用には条件がついています。
吸入タイプのイナビルは、1回のみの服用なので、病院で吸入して治療完了します。
高熱があり解熱鎮痛剤を使うときは、以前処方された解熱薬や市販の解熱鎮痛剤は注意が必要です。アセトアミノフェン以外は使わない方がいいでしょう。解熱鎮痛剤については医師の指示にしたがって下さい。
合併症
月齢の低い赤ちゃんがインフルエンザにかかると、細気管支炎を起こすことがあります。
また、症状が長引くことで、急性気管支炎や肺炎、中耳炎などの合併症になることもあります。
ごくまれに、インフルエンザ脳症を併発し、重い後遺症を残してしまうこともあります。
ホームケア
インフルエンザになってしまったら、しばらく家で安静にしておかなければいけません。
家族にうつらないようにすることも忘れないようにしましょう。
◆室内の保温(20~25℃)と保湿(50~60%)をする
◆こまめな水分補給をする
◆食事は消化の良いものを摂る
◆安静にして睡眠をしっかりとる
いつから登校・登園できる?
インフルエンザにかかってしまったら、学校や幼稚園・保育園はお休みしなければいけません。
『学校保健安全法』では、発症から5日、また熱が下がって3日経過するまでは登校・登園ができないとされています。
登校・登園するためには許可証が必要なので、病院で診断してもらい許可証を書いてもらいましょう。許可証は園や学校にありますので、それを病院に持って行って下さい。
まとめ
小さい子供はインフルエンザにかかってしまうと、合併症を起こすなど重症化する可能性がありますので、周りでインフルエンザが流行っているときはしっかり様子を観察し、早期発見ができるように心がけましょう。
いつもありがとうございます♪
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